◆感謝祭(Boston)◆



晩秋のこの頃になると、いつも同じような感覚にとらわれます。
それは、ホームシックにも似た気持ち。

I miss New England!!!!!

これからアメリカは、最もにぎやかなホリデーシーズンに入っていきます。

中でも11月の第4木曜日に祝われる Thanksgiving Day (感謝祭)は、
アメリカ人にとって、特別なものなのです。

Thanksgiving Day の歴史をひもとくと・・・

1620年、ピルグリムズと呼ばれる人々が、メイフラワー号に乗って、新天地
アメリカにやって来ました。

しかし、最初の冬は困難をきわめ、次々と彼等は亡くなっていきました。

そんな時にあらわれたのがスクワントというインディアンで、彼等はピルグリ
ムズ達に、とうもろこしの植え方など自然の中で生きる術を教えました。

その最初の収穫を神に感謝し、インディアンと一緒に祝ったのが、
Thanksgiving Day なのです。

そんなことを頭に入れながら、ボストン在住中に私達家族が訪れたのが、

「オールドスターブリッジ ヴィレッジ 」です。

それはマサチューセッツ州の南部にあり、1830年代の当時の村を復元しています

ここは、アメリカ国内の人にとっても、格好の観光地で、私達も知り合いのアメ
リカ人家族に、連れられて行きました。知る人ぞ知る、お勧めスポットです。

日本人の私達よりも、シアトル出身の彼等の方が夢中で、建国当時の歴史を肌で
感じながらはしゃいでいました。

アメリカは歴史は浅いけれど、その保存にはとても熱心で、誇りももっているん
ですよね。

再現された家の中に入ったり、衣装を着て実演している人を見たり、
ハーブ畑をながめたり、なんだかその時代にさまよいこんでしまったような気分
がしました。

そして夜は村のレストランで、典型的な感謝祭のごちそうをいただきました。

ローストターキーにクランベリーレリッシュ。
(あまいクランベリーのジャムみたいなものを、ターキーにつける。)
そして、パンプキンパイ。
とっても素朴だけれど、心温まるごちそうでした。

凛とした空気の中でアメリカ人の友人家族と過ごした1日。

いまでも忘れられない思い出となっています。

そして、この季節になると、アメリカという新世界を作り出した、素朴だけれど
たくましい人々に思いを馳せてしまうのです。

(文:マロン)


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