◆熱情(マロンの台湾紀行)◆



台湾に行ってみて思ったのは、人々がとっても熱いんです。

台湾に駐在している夫の所に、息子を連れて訪れたときのこと。知り合いの人が
田舎に連れて行ってくれるという。それも、自分の親戚のうちへ。

「いきなりですか?」という感じで私は少したじたじ。夫はもうすっかり台湾モ
ードになっているので、とってもうれしそう。

そして訪ねた田舎の親戚。日本からの客である私達をもてなすその熱さといった
ら。皆で台湾の田舎料理を食べ、お祭りに行き、そしておまけに自分の畑まで案
内してくれた。私達、家族3人は、田舎のパイナップル畑をうろうろ。

ふと、「何で私、パイナップル畑の中を歩いているんだろう」なんて疑問が浮か
んでしまったけど、底抜けに明るく熱い台湾の人々を見ていると、冷静になって
いる自分のほうが浮いている。

この熱さはなんなんだろうと思いながら、私と息子は帰国。そして中国語の時間
に習ったことばで、そのなぞが少し解けました。「熱情」という中国語は、日本
語に訳しにくいことばです。

いってみれば「熱烈歓迎」、みたいな雰囲気。中国人は、なじみの人を歓迎する
とき、この「熱情」を持って接するとのこと。なるほど・・・

国によって人との接し方は当然違う。
日本、アメリカ、台湾それぞれ違いました。ただ、台湾でそれまで外国で感じた
ことのないあったかさを感じました。日本に来た外国の人々は、日本人をどう見
てるかなってことも少し気になりました。

それにしても、うちの夫、台湾になじみ過ぎです。
なかなか帰ってこない。

(文:マロン)

 


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